第6話 湯ノ花散歩道
〜元気っこ |
2004年11月9日(火) 晴れ |
今日は湯ノ花の大山さんのお宅におじゃまして来ました!遊びにいったわけではありません。お仕事です!とは言っても、とても楽しいお母さんで、お話を聞いている間に何度も笑わせて頂きました!実は、大山さんは舘岩村ふれあいグループを女性5人で形成していて、今年から「舘岩おらがそば」を生産しているんです。それでお話を聞きに行ったんですね。
私はつい最近できたのかと思っていたんですが、ふれあいグループ自体はもう10年くらい前になるそうです。何でも、「舘岩おらがそば」を作る前からも舘岩村の各種イベントでそばおやきやそばまんじゅうなどを作って売り出していたのだそう。この前10/23にたかつえスキー場スペーシアで行われた新そば祭りの時も店を出していたとか。 |
懐かしい香りが漂う田舎そばです
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いろいろお話を聞いてみたのですが、これを出すのにもたくさんの苦労があったそうです。保健所の許可や加工食品などの様々な許可を得るのが大変だし、みなさん仕事をお持ちなので、その合間を縫って作業を進めるのはとても大変だったそうです。
そうですよねー。普段は普通の民宿や農家の一家を切り盛りするお母さんなのに急に商売と言ったって・・・という感じですよね。
でも、そこが舘岩村のパワフルなお母さん!パワフルさがそんじょそこらの人とは違います!!
名前も大山さんがつけたそうで、田舎の雰囲気が伝わるようにこの名前にしたそうです。 このネーミングも私自身興味がそそられる名前だなぁと思いました。話しているとここまで形にしていく苦労が感じられました。 |
突然の申し入れにもかかわらず、快く取材を引き受けてくださり、そして私の話も熱心に聞いてくださいました。不審がられるんじゃないかと心配していた私でしたが、大山さんの笑顔に心が和む思いでした。何よりも嬉しかったのは、こうやって話を聞きにきてくれて嬉しいと喜んでくれたことです。それほどそばが売れるとも思っていなかったらしく、最初作った数で終わりかなと思っていたそうです。それが予想以上に売れてしまったらしく、「そんだらば、もっと作っか」ということになったんだそうです。「こうやってやってると話を聞きたいと電話をくれたりといいことがあるもんだ」と喜んでいらっしゃいました。私もとっても嬉しかったです。
たくさんの苦労を乗り越えて完成したこの「舘岩おらがそば」。お母さん達の汗と涙とそして喜びがたくさん詰まったそばです。私からも是非おすすめです!! |
*「舘岩おらがそば」食べてみたい方はこちら >会津高原レジャーサービス物産展へ |
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さて、大山さんのお宅をおいとまし、湯ノ花から松戸原(地元では”まっと”でOKです)の役場前に来ると、この前のイチョウの木があります。もうかなり葉が落ちてしまっていますが、その落ち葉で子供達(舘岩風に言うなら”こめら”でしょうか・・・)が遊んでいました。だんだんと日が落ちて寒くなってくるのに元気に走り回っています。
「元気だなぁー」と思い混ぜてもらおうかと思いましたが、さすがに次の日筋肉痛になること間違いなしだと思い、そんなことになったら絶対に年寄りのなんとかだと馬鹿にされるに決まっている!!という訳で写真を撮るだけで諦めましたが・・・。 |
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それにしても舘岩の子供達は元気なんです!事務所のスタッフの子供さんは学校が終わった後ひたすら登りの道を(たかつえの坂は結構きついです)走って帰ります。見るたびに頑張れ!と心の中で(たまに声もだしますが)応援しています。
外で遊ぶ子供達を見ていると、自然の中で育ったっていいことだなーと思いますね。
多分私の子供の頃と遊び方は変わらないんじゃないかなと思うような風景があり、なんだか懐かしくなってしまいます。鬼ごっこをしたり、かくれんぼや缶蹴りをしたり・・・。ここには昔からの遊びが今もあって、きっとこれからもずっとずっと変わらないんだろうな・・・と思いながら今日の散歩道を後にする私です。 |
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第6話 湯ノ花散歩道〜元気っこ 終わり |
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