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尾瀬にはじめて木道が敷かれたのは、今から50年以上も前の、昭和20年代後半のことです。当初の木道設置の理由は、登山者が湿原の上を歩きやすくするためにしたものでした。 その後、昭和30年代からの登山ブームにより、尾瀬にもたくさんの登山者が訪れるようになります。人々は木道の敷かれていないところは、湿原の上であっても自由に歩き回ることができました。 しかし、その踏み荒らしにより湿原の植物は大きなダメージを受けることとなり、荒廃が進んだところから徐々に裸地化(植物がまったく生えない状態になること)する事態となってしまいました。 そこで裸地化した場所を元に戻そうと、昭和41年から植生復元のための調査や植生復元事業が進められました。また、このころから木道が整備されて湿原への立ち入りも禁止されたため、踏み荒らしによる被害は減少しました。 こうした経緯から、木道は「登山者保護」から「植物保護」へと目的が変わり、現在に至っています。 |
☆調べてみよう!
□質問1 木道は何の木でできているでしょう? □質問2 木道1メートルあたりの値段はおよそいくらでしょう? □質問3 尾瀬全体での木道の距離はどのくらいでしょう? □質問4 誰が作っているのでしょうか? □質問5 尾瀬までどのようにして運ばれているのでしょう?
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