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@尾瀬大納言 これは福島県檜枝岐村に伝わるお話です。 その昔、以仁王(もちひとおう)という落ち武者が、戦を逃れ山奥にある檜枝岐村にやってきました。以仁王は一晩だけこの村に泊まるつもりでしたが、お供の尾瀬大納言藤原頼国公が病に倒れてしまいました。追っ手を恐れた以仁王は、頼国公の回復を待たずに、ほかのお供たちとこの村を後にしていきました。 数日後、ようやく病状が良くなった頼国公は以仁王の後を追い、さらに山奥へと入っていきましたが、どちらの方角へ行けばよいかかいもく検討がつかなくなってしまいました。頼国公が足をとどめたその場所は、広い高原地帯となっており、人の気配がまったく感じられない地であったため、そのままひっそりと暮らすことに決めました。 「尾瀬」の由来は、この地で生涯を過ごした尾瀬大納言頼国公の姓からとったと伝えられており、檜枝岐村の中土合公園には石像が建てられています。
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★学習コース 伝説@は、沼山峠休憩所までの道のりの途中、バスで通る檜枝岐村のお話です |