AX

HOME/尾瀬ガイド/尾瀬レクチャー/教育旅行/舘岩いろいろ/スキースクール/
ARS活動理念/サイトマップ/リンク/お問い合わせ


HOME教育旅行尾瀬環境総合学習

 

 

1973年(昭和47年)から尾瀬では「ゴミ持ち帰り運動」が始まりました。それ以前はミズバショウシーズンともなると1日にリヤカー数十台分のゴミがくずかご周辺に置き捨てられ、国立公園の管理人や美化清掃員は一日中ゴミの運搬や処理に追われていました。
 ゴミは美しい景観を台無しにするばかりでなく、生物の環境にも悪影響をあたえます。特に生ゴミの影響で、ドブネズミが侵入してきたりカラスが増加するなどの問題も出てきました。また、たばこのニコチンなどの有害物質が池糖に浸透すると水中の動物が死滅する恐れもあります。
 
 尾瀬では昭和47年から50年にかけてすべてのくずかごを撤去し、「ゴミ持ち帰り運動」を呼びかけてきました。最初の頃は利用者から反発があったものの、環境省・地元県・関係団体の根強い努力により少しずつ浸透していき、徐々に尾瀬からゴミが減っていきました。尾瀬から始まったこの運動は、その他の国立公園でもゴミ問題を見直すきっかけとなったのです。
 この取り組みは現在でも継続しており、毎年6月に各入山口でボランティア活動者から入山者への呼びかけやゴミ袋の配布を行っています。


 

☆調べてみよう!

□質問1 現在、山小屋などで出るゴミはどのようにして運ばれているでしょう?

□質問2 「ゴミの持ち帰り」以外の尾瀬のルール・マナーを5つ以上あげてみましょう。

□質問3 あなたが日頃、環境問題に対してこころがけていることをひとつあげて下さい。

★学習コース
@ コース2.沼山峠休憩所 → 大江湿原 → 尾瀬沼ビジターセンター → 三平下
A コース1.沼山峠休憩所 → 大江湿原 → 尾瀬沼ビジターセンター

回答へ